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「日常は小説よりも奇なり」

【報告】かなりのご無沙汰、今年の抱負

去年の6月にこのブログを始める決意をした。 ものの、継続の難しさを肌で実感した。 このサイトは何月にいくつブログを公開したかが客観的にみることができるから、余計にサボっているのが分かってしまう。 でも、また、このブログを更新したいと思った。 そ…

「これってある種束縛ですよね。『有言実行』の。」

しばらく更新が途絶えていたのは自分を見つめる機会として有効に活用できたと思うし、多くの発見もあった。 今は学生が終わりに差し掛かっていて、この先どうするのかという問題にいよいよ真剣に向き合わなくてはならなくなってきた。 しかし20歳という歳を…

【考察】「今日を人生最後の日だと思って生きる」←実感湧かなくて難しい

「今日を人生最後の日だと思って生きる」 このような考え方をしている成功者は多いし、 今日この日を浪費しないためにはいい考え方だと思う。 けれど私には、いまいち実感が沸かない。 「人生最後の日」と聞いて、人々は明確に、かつ具体的に想像できるのだ…

【考察】それでも生きる価値はあるか

自分のやりたいことがあったとして、 100人中だいたい80~90人は、何かと理由をつけて諦める。 それは仕事、学校、家族 適切な状況判断として悪いことじゃない。 でも結果論で言えば、諦めた。 残りの20人~10人は自分の夢を叶えようと実行に移す。 時には大…

【哲学】持たぬワインに嘆くより、今持つワインで祝杯を

今日は生き方に関する哲学である。 これは現在読んでいる名著「七つの習慣(スティーブン・コヴィー著)」にも書いてあったことであり、 私が大学で研究している「アドラー心理学(個人心理学)」とも繋がるものである。 「自分が持っていない物、手に入らな…

【考察】結局のところ、夢追う人生ってどうなん?

私はまだ20代で、 多分まだ何者にでもなれる。 それを分かっているからこそ、いろいろなものを夢見ている。 例えば、私は将来俳優として演技がしてみたい。 本を出版してみたい。 一つくらいは会社を立ち上げてみたい。 YouTubeで広告収益を得てみたい。 海…

【考察】人間は驚くほど「やらない言い訳」がうまい

ある日、何か新しいことを始めようとするが、 何かとやらない言い訳をつけて辞めてしまった経験はないだろうか。 最近気が付いたのだが、人間は驚くほど言い訳がうまい。 「面倒だから」などの分かりやすい言い訳ならともかく、 自分では理にかなった正当な…

【自伝】大学三年生になってから急に勉強をし始めた彼

これまでの彼の生活と言えば、 それはもう堕落に負けた獣であった。 勉強や将来という努力を伴う不安ごとから極力逃げて、 毎日ゲームに勤しんだ。 イベントが来ればそれは最初の3日ほどで走り抜けるし、多くのクエスト周回が必要なコンテンツに関しては、ほ…

【日常】最近気に入った詩を紹介しますね

僕はなんでも思ひ出します 僕はなんでも思ひ出します でも、わけて思ひ出すことは わけても思ひ出すことは…… ――いいえ、もうもう云へません 決して、それは、云はないでせう この詩を耳にしたことはあるだろうか。 これは中原中也さんの「別離」という詩の一…

【考察】テレビのアイデンティティ危機

私は普段、テレビを見ない。 見るとすればそれは平日朝8時、朝ドラの時間である。 近年の一人暮らし世代は正直、こんなもんだと思う。 しかしこれまで、つまり中高生の頃はどうであったかというと、 起床して二階から一階に降りると、必ずテレビが付いていた…

【日常】実家帰省記(初日の朝)

驚いた。 まさか実家がこれほどに快適で、 これほどに贅沢な環境であったとは。 ここひと月は金欠、大量のレポート課題、テスト、孤独などなど多くの問題が同時に押し寄せてきたから、反うつ状態でもあった。 それらを乗り越えて昨日、ようやく帰省した。 到…

【日常】続けることができないあなたへ

続けることができないあなたへ 各夕わたしも、そうである。 まさにこのブログの更新、気分がすぐれないと、 すぐに「また明日」と先延ばしにしてしまう。 そこで、私は考えた。 続けられない私たちに本当に必要なのは、 「這い上がる力」なのではないかと。 …

【日常】気持ちの良い晴れ間

窓の上部にはきれいな青色が描かれている。 窓の下部にはきれいな緑色が描かれている。 これらを見るのはもう数十回目目になるが、今日の日差しを浴びるのは今日が初めてであって、毎度新鮮な心持である。 私はこれを眺めながら、「この後の時間はどう過ごそ…

【自伝】ちなみに読書の有無と幸福度の関係はガチ

皆さんは普段、本を読むだろうか。 このブログはどちらかと言えばSNSというより小説調な語り口なので、もしかしたら普段より読書が好きな人々が集まるのかもしれない。 ちなみに、私の体験で言えば、 読書の有無と幸福度に関係はガチである。 こう考えた経緯…

【報告】しばらく音沙汰しておりました

しばらく、音沙汰しておりました。 言い訳は私の、いいや人間の特技とも言えるので、 今もどれを書こうか無意識の提案が続きます。 しかしあえて今回はその提案をはねのけて、 かっこつけずに自分と向き合います。 それがこのブログの趣旨の一つでもあります…

【考察】定期的精神的不安定性

私は定期的に、精神状態が著しく低下する時期が来る。 毎日の更新が途絶えたのもそのためであるが、 人に言わせればこれはおそらく「病んでいる」状態と言えるだろう。 小学生の頃から定期的に落ち込む時期というのはたしかにあった。 が、大学に進学し一人…

【哲学】まよなかの懐疑

初めに、流れに沿えば次は「娯楽放浪者的帰属(3)」だが、今日は小説な気分ではないので少し寄り道をすることにする。ご了承願いたい。 また、ここ数日体調を崩して更新が途絶えてしまった。 楽しみにしてくださっていた方がもしいたら、申し訳ない。 皆さ…

【小説】娯楽放浪者的帰属(2)

日をまたぎ、午前二時。 明日は履修登録の都合上授業のない、いわゆる全休であって、 私が天国と愛称をつけ可愛がっている曜日である。 前回の天国から一週間、結局私は怠惰であった。 平日は授業を無難にこなし、残るはゲームにあてる。 休日は遅くまで夢う…

【小説】娯楽放浪者的帰属(1)

私はもうずっと、ゲームが中心の人生を送っている。 確か今年で5年だろうか。 長い長い人生基準で考えればせいぜい5年だが、 私の年齢を考えればそれは割合的にかなり高いし、 それに、ゲームの優先順位を最大化した生活が身に染みるには十分な期間である。…

【考察】鬱り替わり

憂鬱という書く者すら憂鬱にさせる不思議な言葉。 いったい何なのだろう。 定期的に心を蝕んでは、また嵐の如く去っていく。 それはまるでロマンティックな恋愛のようで、または単に堕落のようで、 適切な距離を保つのはいつだって難しい。 だって気が付いた…

【考察】「意識高い系」とは

私は現在、とある都内の大学に通っている。 この年頃になれば、 友人の中にはもちろん私と同じく4年制の大学に通う者、 (現在は3年なので年齢的に既卒だが)専門学校に通っていたもの、 また既に社会人として就職している者、 数年前まで同じ教室で同じ授業…

【自伝】ホームシック

一人暮らしを始めて、早2年である。 もう以前のように普段生活を送るうえで困ることは特にない。 「休日は家にいたい。」というセリフからも読み取れるように、 自分の中でこの部屋は自分のテリトリーとしてのアイデンティティを確立したようだ。 敵の侵入可…

【哲学】この世の儚さについて

自分の容姿は、立ち位置は、世界情勢は、交友関係は、 絶えず変化していくものである。 残念ながら手にしたそれがどんなに自分にとってよいものであっても、いつかは手放すこととなる。 人間は変化に怯えつつ、絶えず変化していくものである。 今回は、前回…

親の偉大さについて(2)

これは最近読んだ本にもあったものだし、よく言われるものであるが、 「他人を幸せにするにはまず自分から」 「他者への貢献が自分の幸せにつながる」 などこの手のメッセージは見覚え、聞き覚えがある方も多いのではないだろうか。 一見両者は矛盾している…

「親の偉大さ」について(1)

これをご覧の皆様のご両親は、健在であろうか。 健在か、健在でないかに優劣はない。 しかし、やはり健在に越したことはない。 私は近頃、両親の偉大さについて考える。 新たな命を生み出し、必死に育てる役割。 これが誰にでもなる機会が与えられているので…

「忙しい」心を亡くすと書くようだ

忙しいという漢字は、心を亡くすと書く。 であるから、息抜きしてメンタルヘルスを保とうととある先生は言ってくれた。 本当に、心を亡くしているだろうか。 これでは忙しいが、充実しているという状態が説明できないのではないか。 もちろんいわゆるブラッ…

「継続」について

「継続は力なり」 中学校の学級通信に書いてあった言葉である。 当時はこれほどに大切な言葉であるとはつゆ知らず、落書きで「継続はかなりつらい!」と書いていたほどだ。 大学生になった今、この言葉の大切さにようやく気が付くことができた。 以前は「継…